2025年3月3日月曜日

2025.3.30 代田橋バックパックブックス

笹塚に住んでいたとき、環七の地下通路をくぐると代田橋へワープする、不思議な景色がすきだった。

代田橋南口の駅前には本屋さん『バックパックブックス』があり、甲州街道を渡ると個性的なデイリーヤマザキがある。その隣にはクロテッドクリームでスコーンが食べられる紅茶の美味しい店『Cafe Missponne』があって、ツカサ、来夢来人、クラウン(最近は閉まっている)、沖縄タウン、怪しげなラーメン屋さんがあって、さまざまな気配がさまざまなまま存在している代田橋。

春の緑道で花見をしている人たちを眺めるのもすきだった。そんな代田橋でのイベントにお声がけいただきました。

3/30日曜、場所はバックパックブックス・OMIYAGEの2階で18:00〜。本を通して一緒にお話しするひとときになりそうです。


会場の1階にあるバックパックブックスで本と、隣のロボ宙さんのお店OMIYAGEではレコードとの出会いも。代田橋駅南口を出てすぐの場所です。わからなかったら迎えに行きます&散歩もしたい🌸





主催の宮里さんの文章と、詳細はこちらです。

ひつような方に届きますように。


しいねはるかさんとよしのももこさんの本を囲んで話す会


日時:3/30(日)18:00-20:00

会場:京王線・代田橋駅南口出てすぐバックパックブックス&omiyage 2F座敷

(〒156-0041 東京都世田谷区大原2-17-12)

入場料:2,000円


予約フォームはこちら

https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdVuh1Pbo3qP3tQMV5Ui94EbwodpyeltKxQbwd6fzVm-



こんにちは。

東京は京王線・代田橋駅前でバックパックブックスという古本と新刊を扱う3畳ほどの本屋をやっている宮里と言います。今回はお店の2階にある8畳ほどの座敷に、本や音楽を作られているしいねはるかさんとよしのももこさんをお呼びして一緒にお話しするイベントを企画してみました。


しいねさんは、地下BOOKSというレーベルから著書『未知を放つ』を出していて、ほかにも物々交換のZINEなど様々な自費出版物を作っている方です。『未知を放つ』は、生きている中で出会った違和感、欲求、しっくり、ズレ、得手、不得手…などなど、もっともっと沢山あるのですが、そういった小さな実感から始めて、自分自身や家族や周りの人や常識とされるものとの自分なりの付き合い方を考えたその思考の跡を綴った一冊です。


よしのさんは、虹ブックスから『土民生活流動体書簡集(一)ーバックレ可(笑)ー』(以下、書簡集(一))を、私家本で小説『ジドウケシゴム』を、出版しています。『書簡集(一)』は、新しく生まれた子どもとの関係、パートナーとの関係、そして東京を中心にどっしり出来上がってどうにもならない消費社会との関係について、考えたり先に行動に出てから捉え直したりしながら、自分なりのやり方や距離感を掴んでいく過程を綴った一冊です。


二人の本に共通しているのは、なにかひとつの方向にぐーっと勝手に押し流されてしまいそうな事柄、そしてそういう力の存在自体が見えないほど当たり前になっているような事柄に対して、自分なりの実感を言葉にして考え直してそれを制作物として他者に開いていることかなと思いました。

そんな二人をお呼びして、本やZINEなど自分の言葉を形にすること、音楽を作ること、お金に依らないもの作りのことなどについてお話しできればと思いました。よしのさんは『書簡集(二)』と新作アルバムの発売も控えています。『書簡集(一)』の内容にも通ずる、約10年前に今お住まいの島へ移られた後の実感についてもお聞きできればと思います。


そしてできれば参加者の皆さんにも本を読んで来てもらってこんな話に参加してもらえたらと思っています。もちろん、何も話さなくても大丈夫です。けどできれば本を読んで来てもらえたらより会が楽しくなるんじゃないかなと思っています。


参加希望の方はこちらのフォームよりお申込みください。二人への質問や話したいこと、二人の本の中から好きな一節や気になる一節も募集しています。(参加申し込み時に思い浮かばなけば当日でも大丈夫ですし、もちろん申し込み時も当日も空欄でも大丈夫です)


また、会場では『書簡集(二)』の先行発売と小さな演奏も予定しています。安心して人が自分なりの言葉を喋ること、書くこと、ものを作ること。そんなことを二人の本を囲んで考えて話してみれたらと思っています。



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