2021年6月15日火曜日

2021.6.15 未知を放つ


 ライフワークで、tonarino gofuzine というzineを書いています。ライブのときに物々交換をするような ゆるいzineですが、それの1〜14号をまとめて一冊の本を作りました。


2019年に開催された本のイベント、FRANKLIN'S BOOK CLUBでBGMを弾いたことがキッカケで、今回は小野寺伝助さんのレーベル、地下BOOKSから出版することになりました。

( イベントについてはこちら。
https://note.com/franklinsbc/n/n9d3aedbc8407 )

小野寺さんは、クソみたいな世界を生き抜くためのパンク的読書、というZINEを出しています。2019年に話したとき「ゆくゆくは、ZINEが売れたお金で地下にうもれている人を地上に放ちたい」と話していました。そして、、!

小野寺さんがそのようなことをするのは初。小野寺さんの妻が編集をして、それも初。わたしも本を書くのは初。みんな初めての試みに手探りでした。

2019年末に始動し、2020年のはじめには書き終えたものの、何かを話し合いながら決めていくことだったり、タイトルを決めることだったり、校正だったり高い山を登り続け、やっと完成!

たくさんの人に伝えるために、こうやって見せてみませんか?と、目次を提案してもらったり (わたしには思いつかないような目次。脇汗とか   笑) 参考文献の引用を調べてもらったり、こんなことまで 1人ではできなかったなと、ありがたいきもちです。表紙の渡邉知樹さんとのやりとりも面白かったです。すてきな絵をありがとう。

今までは話し合いや対話に苦手意識があったけれど、作品をつくるやりとりの全ては未知の扉を開く体験でした。

こんなことを言っても伝わらないから、伝えることをやめよう。と思いすぎず、伝わるように伝えるにはどうしたらいいかな?どんなふうに聞いたら話しやすいかな?と考える時間はとても豊かな時間でした。これからも楽しく、工夫しながら暮らしていきたいです。

詳細&通販はこちら!

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