2023年9月26日火曜日

2023.10.1 寄稿 : 二弐に2

 『二弐に2(にににに)』に、寄稿させていただきました。和歌山県の色川にある『らくだ舎』さんが、立ち上げた出版レーベル、らくだ舎出帆室より2023.10.1発売予定。

わたしは  物語の重なり  という文を書いて、BGMをつけました。

からだのはなし、頼れるひとが近くにいない町で育児をする友人のはなし、声をあげるとは?  長野で暮らす友人とのやりとり、感情と時間の層のはなし、たのしそうに鍵盤を練習する仲間の動画をみているときのはなし、どうしようもなく関わり合っているわたしたちのこと。

何かの情報としての話ではない、そのひとの経験を通して感じた物語を聞くことがすき、という (ソロのライブのときに話しているような) 文になりました。

さまざまな方々が書いている本なので、異なる視点の物語に出会えることが楽しみです。shunshunさんの表紙の色合い、うつくしい!

らくだ舎メールより御予約いただけます。ひつような方に届きますように。

『二弐に2 思い蠢く。二〇〇年先の土になる。』(らくだ舎出帆室)

定価:4,290円(税込) 

発送:10月1日以降順次

1111部限定

シリアルナンバー入(重版予定なし)

装画:shunshun

詩 :石原弦

写真:大西文香・畠中悠子

小説:柞刈湯葉、柴田葵

短歌:柴田葵

寄稿:モリテツヤ、高松夕佳、青木真兵

しいねはるか、佐久間裕美子、柳樂光隆

高村友也、千葉智史・貴子

挿画:コルシカ

ブックデザイン、組版、挿画:fulbun factory

印刷:藤原印刷

取材協力:NPO法人抱樸

山のハム工房ゴーバル

その他協力:トンガ坂文庫

Youth Libraryえんがわ

中越パルプ工業株式会社、東千茅

その場所での生活、いきていくこと、つむいでいくこと。らくだ舎さんのweb shopから、たいせつにしていることたちが伝わってくるようです。地域の特産品とその物語が大切に綴られた、すてきなweb shop。あわせて眺めてみてほしいです。商品のジャンルのわけかた、ユニーク。

お店は、地域で暮らすひとと ひとりひとりの生活が重なるような手づくりの場所でした。はかりうりコーナーや図書室もよかった!機会があれば足を運んでみてほしいです。

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